パークハイアット東京2


◆パークダブル(旧ゲストルーム)
【プラン】一休
【料金】46,977円朝食付(税サ宿泊税込)
【日時】2006年1月

☆シャワーブース…○
☆バスローブ…○
☆ターンダウン…○
☆インターネット…LAN無料
☆パーキング…無料(ヴァレーパーキングは有料)

 前回泊まり味をしめ、またすぐ泊まりたくなってしまいました。一休からだとパークデラックスの素泊まりか、デラックスツインの朝食付のプランしか(1人利用)ありません。底値でも5万円強とお高いです。今回はクラブオンザパーク(フィットネス・プール&スパ)を利用をメインにして室料を安く抑えたいのと朝食も欲しいので、ホテルのホームページより予約しました。予約時はサービス料抜きで約4万7千円でしたが、宿泊1週間前にHPをみると約4万2千円に下がっていました。すかさず変更します。で約4万7千円と朝食付きで前回より5千円ほど安く泊まれる事となりました。  


 で、前回と同じシャトルバスでホテルに向かいます。休日のチェックインは3時からです。その5分前にホテルに到着しました。そのためなのか、ドアマンは私に見向きもしません。まあ、荷物が少ないからですかね。1人でエレベーターへ。ロビーフロアーへ。しかし、2回目でよかった。初めてでベルがいなかったら迷子になってしまいます。
 ピークラウンジとジランドールの間くらいで、鎖のような飾りをジャラジャラさせた明らかにヘビーメタルといったファッションの男性数人とすれ違います。あのファッションはスマートカジュアルに該当するのか?ちょっと興味深いです。
 レセプションへ。空いてます。レセプションのデスクへ。あれーフロント嬢は今回は若くかわいい女性でした。このクラスのホテルのフロントだと若くて30くらいですが、この娘は20代半ばくらいですか?手続きをします。「明日のブレックファストですが…」。うーん、朝食ではなくブレックファストという表現、それよりかアクセントが完全に外人です。日系人か。ネームプレートをみるとカタカナ名でした。納得。前回果たせなかった、レイトチェックアウトを希望し叶えられました。

 その女性がそのまま部屋まで案内してくれます。特に高層階の希望無し。そのためか客室としては最低階の前回と同じ42階でした。このホテルとしては少ない南向きの代々木公園ヴューでした。もちろんパークデラックスに比べ狭い感じはします。1人なら十分です。2人だと若干狭い感じがします。

パークデラックスとの違いは
  ・広さ
  ・窓の面積が約半分
  ・ソファが一脚
  ・観葉植物がない。
  ・バスタブが壁に直角ではなく並行にある。バスローブがバスルームとクローゼットに各1着
  ・ウオークインクローゼットではない
と、たいした違いはありません。     

≪クラブオンザパーク≫
 で、今回の目的でもあるクラブオンザパークへ。フィットネス、プールの利用のみは無料です。ただし、ロッカールームは利用出来ないので、部屋で着替えてバスローブを着用して行くことを部屋の案内書でも第一に勧めています。プール脇のトイレに着替えスペースがあるが鍵のかからないロッカーとのこと。あまりお勧めではないみたいです。

 47階に受付があります。私はSPA利用が目的なので4,200円かかります。初めてである旨を伝え、せっかくなのでプールを見学したいと申し出ました。そうすると、30くらいと20代の男性スタッフが案内として私につきました。休日の夜は暇なのでしょうか。まず、靴箱に靴をいれます。そしてサンダルに。ここまでは靴でいい、ここからはサンダル、ここは素足で可等、SPAの履物のルールの複雑さに頭が混乱してきます。で、プールへ。47階にあるので専用のエレベーターで向かいます。わずか3フロアーしか移動しないのにものすごく遅いのです。男3人のエレベーターはかなりつらいものがあります。

 プールへ。これがよく雑誌等で有名なプールか…中央にプールがあり、両サイド(東西)にフィットネスクラブが配置されています。プールにはだれもいません。まあ、普通なら夕食の時間ですから無理もありません。フィットネスは若干利用している外人らしき人が見えます。
 トイレへ。小便器、大便器1ヶづつの小さいトイレです。鍵のないロッカーが若干あります。確かに狭いですね。ここで着替えるのはきついですが、部屋からバスローブというのも日本人にはちょっと恥ずかしくて出来ません。
 誰もいないプールをみて泳ぎたくなりました。で、お付の(笑)スタッフに申し出ます。SPA利用の料金の中にレンタル料が含まれています。用意してくれるとのこと。で、再びのろいエレベーターへ。

 ロッカールームに向かいます。ここは途中から裸足となります。暗証番号式のロッカーへ。と、奥のほうからドスのきいた声が聞こえてきます。携帯で話しているようですが、街金の取立てのように聞こえます。結構ここ柄が悪いんだなー。で、スタッフが水着を持ってきてくれます。水着に着替えます。そばの棚にバスローブ、バスタオル等が豊富に置いてあります。バスローブをはおり、再びのろいエレベーターへ向かいます。先ほどの男を見ます。ありゃー、声だけだと50くらいに思えてのですが、みると20〜30くらいのホスト風の男でした。どうも女に電話をしているようです。

 プールへ。相変らず、人はいません。両プールサイドと奥にデッキチェアーが置かれています。サイドをつかつか歩いていると、いつのまにかスタッフがバスタオルと帽子を持って近づいてきます。途中よりサンダルを脱ぐよういわれました。履物のルールがややこしいです。長さ20Mほどの大きさです。半分がフリースペース、半分が2レーンに区切られています。入ります。冷たくもなく、かといってぬるめでもでもない絶妙な温度です。軽く泳ぎます。しかし、パークハイアットのプールを独占できるなんてラッキーです。スタッフによると休日の夜は空いているみたいです。
 プールの奥側からも若干夜景が眺められます。北側か?センチュリーハイアットが見えます。ただどう考えてもフィットネスからの眺めが一番良い感じがします。

 で、ロッカーへ。バスローブを返しSPAへ。入り口脇にボディウォッシュタオルやフェイスタオルが置いてあります。入ると左右両側4づつくらいシャワーブースがあります。50代くらいの男性ひとりのみ。そこで軽く体を洗い、風呂へ。誰もいません。まず中央のジェットバスへ。まわりサウナが60〜90℃にわかれ三つあります。そして冷水風呂も。サウナに入っていると、さっきのおっさんがジェットバスに歯ブラシを持って入ってきます。誰もいないと思ったのでしょうが、マナーがいまいちですな。再びシャワーブースへ。また風呂に入って出ます。バスローブに着替えます。
 洗面台が風呂の出入り口脇にあり髪を乾かします。イソップのヘアトニック、ボディバーム(ローション)、ヘアクリームがある。ヘアトニックをたっぷりつけましたが、数滴つけるだけで十分な効果との説明を後で知り後悔しました。(その後1週間髪がベッチョリだった)外にもロッカールーム内に洗面台があります。窓際にもありました。ロッカールームは窓際にあるのですがロッカールームから外が見えてもナー。ロッカールームを内側にして、風呂から外を見えるようにしたら、良かったのに。
 
 受付の方から、下品なおっさんの声が聞こえます。「ここはよー、警察だって踏み込めないんだよー、治外法権なんだよなー」と意味不明なことをいっています。歌舞伎町がそばにあるためか、若干客層が悪いのかもしれません。
 リラクゼーションルームは三つあります。内側に韓流映画を上映している暗い部屋、窓際にあるのに外があまりよく見えない応接間風の部屋、ちょっと離れて北側に向けてチェアーを置いた部屋がありました。北側の部屋で寝そべります。ここも完全に外が見えるわけでもないですが、十分です。無料の飲み物は水のみでした。セルフサービスで缶ドリンクがあります。缶ビールが420円?、ソフトドリンクが280円くらいでした。
 ぽかぽかしたいい気分でSPAを出て部屋に戻ります。

  

 ≪ターンダウン≫
 部屋に戻るとターンダウンが終わっていました。前回は在室中だったので本来のターンダウンの作法を確認します。
・照明はバスルームを含め点灯したまま。ただし、シングルユースなのでベッドサイドライトのみ片側点灯
・カーテンはすべて閉める。
・TVはホテルオリジナルのイメージビデオを映す。(冬の北海道であった。)
・ベッドサイドテ−ブルにグラスにコースターを敷いてミネラルウオーターのボトルとともに置く。
・使用済みのグラス、茶碗等はすべて新しいものに交換する。使用したコーヒー、お茶等も補充する。
・ゴミ箱のゴミを捨てる。ティッシュの先を折る。
・バスルーム、使用したタオルを新しいものに交換する。アメニティを使い終わっていたら新しいものを補充する。
・バスタブ、シャワーブースを使用していたら、簡単な清掃をする。
・トイレットロールの先を折る。
・氷の交換(パークハイアットではチェックイン時にあらかじめ氷が用意されている。それをターンダウン時には新しい氷に交換するはずなのだが…)

 で、夜水割りを飲もうとすると、あれー?氷が溶けかかってほとんどありません。これは交換忘れだな。ルームサービスに電話して新しい氷を持ってきてもらいました。

入り口そばのオブジェです。
キングサイズのベッドです。
窓側から撮影。パークデラックスと異なり、奥にバスルームではなく
波型の壁?があります。奥がバスルームではなく、半独立型クローゼットのスペースになります。
窓側から室内を。ベットとTV・キャビネット類と近く狭いですね。ルームサービスのトロリーが通るのが難しそうです。
ソファはひとつのみでした。天井よりちょうど手元にライトがあたるようになっています。足元にある白い機械はリクエストした加湿器です。
デスク兼テーブルです。仕事をするのも良し。食事もでき便利でした。
そのデスクの側面にLANケーブルや端子、コンセント等があります。
アプローチ側から撮影しました。柱があり、窓の面積が狭くなっています。
パークデラックスの半分以下な感じがします。
黒でまとめられたTV・キャビネット類です。
37型薄型大型TVです。ターンが出来、便利でした。
TVの下にDVDプレイヤーがあります。
CDもあります。
お茶セットです。
洋書、絵画、謎の金属製の花瓶みたいなオブジェ。
開けると電気ポット、コーヒーカップ、コーヒーポット、コーヒーフィルター等が入っています。
ミニチュアボトルの奥からバックライトで照らされきれいです。
グラスは3種2ヶづつ計6ヶです。
バスルームです。
ベイシンの上に小型TVと予備のタオルが置いてあります。
ベイシンの右にアメニティが入った藤のケース、コットンセットが入った黒の小箱、ドライヤーがあります。
中に歯ブラシ等が紙製の箱の中に入っています。
スツールもあります。
使用済みのタオルをいれる?籐の籠とごみ箱です。
ベイシンの左側にあった、割合平凡な体重計です。
パークデラックスと比べ多少狭いバスルームです。バスタブが壁に対して平行です。奥の曇りガラスのところがトイレです。その横にバスローブがかけられています。
モダンアートな絵画が独特の雰囲気をつくっています。バスタブは壁に平行にあります。
裸の石けんにイソップのボディクレンザー、バスタオル2枚が置かれています。
シャワーブースもパークデラックスルームと同じです。
ハンドタオル、イソップのシャンプーとコンディショナーが置かれています。
トイレです。トイレだけはパークデラックスより広く感じました。
ベッドルームとバスルームの間にクローゼットがあります。右にバスルームの入り口があります。左の壁の裏がベッドルームになります。
開けるとこんな感じです。
もう一枚のバスローブがクローゼット内にあります。
セーフティボックスです。
クローゼット内に靴ケースがあります。夜出すと磨いてくれるサービスですね。
左手にあるキャビネットです。
その中に浴衣とスリッパが入っています。
ベッドルームよりドアに向かって撮影。
ターンダウン後の室内です。前回は部屋にいたので、カーテンをどうするか不明でした。予想通り閉めるのですね。
そして、ベッドサイドにミネラルウォーターとグラスを置きます。
ゴールドバスポート会員特典のモーニングティーのルームサービスです。
白湯とティーストレーナー付きの(つまりティーバッグではない)本格的なものでした。
前回と同じく客室としては最下層の42階です。レイトチェックアウトを希望したのもありますが、おそらく高層階希望が多く、何もいわなければ低層階になってしまうのでしょう。
部屋は南向きとこのホテルでは少ない部屋となります。
代々木公園が正面にみえます。低層ホテルなら良いのでしょうが。夜になるとここの部分が真っ暗になってしまいます。
六本木ヒルズの森タワー、かすかに東京タワー、建設中の東京ミッドタウンのリッツカールトン東京もみえます。
左に見える塔がNTTのビルですね。
南西方向です。朝はランドマークタワーも見えました。私の部屋からは見えませんが、ジランドール脇の窓から雪を頂いた富士山が見えました。感動。写真をとらなかったのを後悔しています。
 前前日、雪でしたので屋根に雪が残っています。
  
 
 

 翌朝のゴールドパスポート会員サービスの紅茶はリーフティーでびっくりしました。ただなのに。
今回は朝食月のプランです。ルームサ−ビスか迷いましたが、レストランの様子もチェックしたいのでジランドールに向かいます。入り口に新聞が置かれています。私的にはパリのモノクロ写真が飾られている内側でよかったのですが、窓に近い方に案内されます。
 あーん?平日の朝のため?周りは外人、エスブリッシュメントな白人ばかりです。で、プランはアメリカンBF(ニューヨークグリルBFという)対応でコンチネンタル、ブッフェ(値段はABFより安いがコールドミートのみで、卵料理は600円追加)です。ブッフェ派なんですが卵料理追加は面倒で、コストパフォーマンス的に一番良いABFにします。窓際に40代くらいの男性がいます。日本人は彼と私のみです。なおかつブッフェなのも彼だけみたいです。周りの外人はABFかアラカルトで注文したりして、席をほとんど立ちません。後から60代くらいの品の良い老婦人2人組がきます。日本人を見たのは彼女らが最後でした。食事はせず、お茶を飲んでいました。
 ソーセージが予想より大きいし付け合せのポテトが油っぽく、食欲のない私にはきつかったです。これならブッフェでも良かったかな。オレンジジュースもチルドジュースっぽい?お代わりは可でしたが。そのとき同じ物で良いかと聞かれたので、お代わりを別に代えることも可能みたいです。ABFの基本プラスしてヨーグルトORフルーツが選択でき、ヨーグルトにします。まあ、満足して出ます。

 レイトチェックアウトのためだらだらすごします。昼食は「梢」でとるつもりでしたが、おなかが空かないので利用せず。
そのまま出ます。
 ホテルは満足しました。レートが安いときに、またはファスターフリーナイツを利用してまた泊まりたいと思います。

 



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